開発秘話

開発ストーリー

作成における背景

たった二名から始まったアプリ制作

このアプリを作る前、弊社ウェールズはたった二名の会社でした。 どちらもお客様からいただいた仕事をこなす請負の仕事がメインでしたが、 何か新しいことを始めたい、自分たちで作った製品を売ることをやってみたいと考え、 当時普及し始めていたスマートフォンアプリに白羽の矢を立てました。

古地図アプリというアイデアは、当社のエンジニア亀井からの提案でした。 当時、テレビ番組等で古地図がひそかなブームとなっており、 また、亀井自身も古地図好きで、ゲームがメインとなっているスマフォアプリ市場で ニッチ層を引きつけることが狙いでした。 その狙いは当たり、古地図ウォーカーはリリースから一年半を経過した今もダウンロードされ続けており、 2015年9月現在、ダウンロード数は4万を突破しました。

開発苦労話

古地図を透過させるために

古地図ウォーカーの特徴は、古地図の透過度を自在に変化させ、下にある現代マップと古地図を重ね合わせて表示できる点です。 そして、この古地図の透過が一番苦労したところです。

iPhone(iOS)では、地図関連のライブラリ「MKMapView」が用意されており、古地図ウォーカーもこれを使用しています。 このMKMapViewというひとかたまりの部品の上に、古地図画像を重ねることがどうしてもできませんでした。 MKMapViewはレイヤー(層)の積み重ねで出来ています。 そのレイヤーの一つに古地図画像を追加しMKMapViewの中に含めてしまうことでうまく透過させることができました。
しかし、今度は地図を動かした時に、古地図の動きが現代マップから少し遅れてしまうのです。動きのずれを解消するため、 ユーザーが地図を動かす直前に古地図の透過率を100%に変更し、見えなくしておき、地図の動きが止まった時に透過率を戻すようにしました。 これにより、地図の動きをスムーズにすることができました。
ところが、一度に透過率を戻すと古地図が急に表示され、何度も繰り返すうちに目が疲れてしまう弊害がおこりました。 これもなんとか緩和させようと、再表示の際にアニメーションを使って徐々に透過率を戻すようにしました。 色々な工夫をすることにより、見やすく、使いやすくすることが出来たと思います。

公開後

リリース日当日には10程度しかのダウンロードされませんでした。 弊社では当時2台iPhoneがあり、また、知人に紹介してダウンロードしてもらったりしましたので、ほぼ身内にしかダウンロードされなかったことになります。 「やはりこんなものか」とがっかりしたのですが、次の日のダウンロード数を確認すると百数十もダウンロードされておりました。
この数字を見た時は弊社社員一同、驚き、大喜びしました。